2014年4月27日日曜日

Golden Week in 荻窪

気持ちよく晴れた日曜の午後の荻窪、春合宿直前の練習である。

今シーズンは練習ごとに新人さんが増えていくようだ。そろそろ顔写真入りの名簿でも作らないと覚え切れない。

まずはメインコンダクター氏から。

序曲第1番ハ短調。始まりはエレガントだが、佳境に入ると勇ましい。


黄昏前奏曲。








黄昏時は「誰そ彼」時、逢魔時とも言う。英語ではTwilight、アメリカの名SFドラマのタイトルになっている。洋の東西を問わず、日没直後の夕日の名残の中に人は何かを見るのかも知れない。

今期からの新指揮者殿登場。

アンサンブル以外ではバッカス初の女性指揮者による「杜の鼓動より第1楽章『欅の風景』」。






新指揮者殿の指揮っぷり、なかなかの男前である。

パート練習とトップ会談。











アルテミシア序曲。荘厳な音から明るく軽快な音になるのが楽しい。
新人さんが多いせいか、今年は音が若々しい。パリパリとしている。去年より一歩前に出て弾いているような、薄い紙が一枚剥がれたような音だ。
そして個人的に一番気になっていた「Animuseum!~アニメは世界の共通語!」。







これが難しい。比較的近年の作品を集めたのだが、昔の主人公の名前を連呼するようなシンプルな曲ではないのだ。

ドラえもんは声優交代後の新しい曲である。古い方がなじみがあるのだが、演奏するのは新しい方でよかったと思う。古い方はイントロが下手なクラシックよりも難しい。

練習後の飲み会。作曲家の先生が遊びに来てくださったので、いつもより人数も多めである。






















来週はいよいよシーズン前半の最大の山場、春合宿である。今年は誰が禊を決行するのか。ホンワカパッパ。

2014年4月13日日曜日

カプリッチョ お披露目


4月13日の今日は江東区の森下文化センターにて練習です。

どうもここ深川あたりは「のらくろ」の作者:田河水泡氏に縁の在る地だそうで、この森下文化センター1Fには「のらくろ館」、付近には「のらくろード」と名づけられた商店街もあり、街を挙げての「のらくろ」推しの様相です。見たところあまり盛況な感じではなかったのですが、この界隈はきっとのらくろファンの聖地なのでしょう。あぁ、お土産屋さんとか覗いてくるのを忘れました。



練習のほうはごらんのように大盛況。外はちょっと肌寒かったものの、室内は団員の秘めたるやる気により練習室は生暖かい熱気で満たされとります。

さて今日は、今年のメイン曲であるチャイコ作「イタリア奇想曲」の小川君の編曲版が完成し、初のお披露目&練習です。

奇想曲ってなにさ?と思ったので調べたら、 こうです。
奇想曲
カプリッチョはイタリア語で「気まぐれ」を意味する。カプリッチョと呼ばれる音楽に特定の音楽技法や形式があるわけではなく、むしろ形式に縛られない例外的で気まぐれな性格を表している。
・・・なんか全くよくわかりません。誰か詳しく教えてください。



今日のところは、ちょいちょい止めながら何とか通した感じでしたが、しかしこの曲、インテンポはこの倍くらいの速さだというのだから、結構難しい。
小川氏は難しいところをディバイスしたりと色々工夫されているようなんですが、それでもこれは手ごわそうな一曲です。

次回の練習ではパート練があるそうなので、スパルタのシゴキを覚悟せねばなりません・・・。(^^;






練習後はトップ陣は会議があるそうなので、我々下々のものは一足先に練習後のオアシスへ繰り出します。

我らがセカンドパートは本隊とは別行動でパート会を開催しました。
会議が長引いていたので心配しましたが、程なくトップ&サブトップも到着し、今シーズン他パートからコンバートの二人を迎えての、セカンドパート団結を誓う杯を交わしました
期待シテマスヨーというトップのお言葉は彼らにパスします。

( ^^)/▽☆▽\(^^ )






2次会は本隊と合流。
ここで、実は今日は誕生日なんすよねぇ・・・と告白する者が1名。もっと早く言えっ!
お店の人に頼んで、デザート持込みを交渉してお許しを頂き、アイスクリームのパフェっぽいヤツににろうそく立てて、誕生日を祝いました。おめでとう!
しかし、あの白いロウソクはどう見ても仏壇に使うヤツですよねぇ、言わなかったけど(^^;


さぁ、次は合宿前最後の練習です。
曲の譜面も揃ってきたし、頑張っていきましょう!