2016年7月23日土曜日

夏よ、来い

  7月23日土曜日、本日は千葉県松戸市にあります「森のホール21」にて練習でした。
筆者は神奈川県民なんですけれども、長い電車の旅路で睡魔に襲われ、気づいたら見知らぬ土地まで来ていて危うく終点である「印旛日本医大前」まで行くところでした。
終点まで行ってしまったら最後、目的駅まで引き返すどころか自宅まで引き返していたことでしょう。




駅からは「森のホールはこっちデスヨ!!」といった感じの看板が沢山立っていたので、迷いませんでした。
看板を信じる者は到着します。
ようこそ、森のホールへ。



練習ですが、午前中は「交響的前奏曲」と「シンフォニア」を練習した模様です。
筆者が電車の中で爆睡している最中、どのようなドラマがあったのでしょうか。
私には知る由もありません。爆睡中でしたので。









午後は、桜色の幻影~死の舞踏~企画~スラブの流れで練習です。

桜色と死の舞踏は、1部指揮者様が欠席なので、2部指揮者様による代振りでした。
色々と試験的なことが行われたり議論が飛び交う模様を見ながら、桜のようにフンワリしていてはかなげなものを表現するのはとても難しいのだなあ、などとフンワリ思ったりしました。






休憩時間に、ふと入り口を見たらとんでもない時間設定がされていました。
私の記憶では18時20分までだったような・・・?
22時まで滞在したら、終電がないという以前に体力も魂も枯れ果ててカサカサになっちゃいますヨ。









企画は、この日に最終版の譜面が配布されました。
「本当に?」「本当だよね?」「マジこれで完成でOK?」という言葉が飛び交っていたとかいないとか。
伸ばしていただけの部分がメロディー部分になっていたときは、思わず譜面を二度見しました。
そんな感じで、スラブも完走し、練習は終了です。
17時すぎくらいに終わりました。22時までではなかったようです。終電には余裕で間に合いましたよ。


この後、私は帰宅しましたが、いつもの通り飲み会が行われたようです。
この「ヒャッハー!!」な感じはいつ見ても変わりませんね。
さて、演奏会本番まで、気づいたら後1か月ほどとなりました。
夏の暑さにもマケズ、日々の忙しさにもマケズ、本番のその時まで、体力の残量と相談しながら全力で駆け抜けましょう。

2016年7月2日土曜日

砂町銀座の恋の物語

ラマダン真っ只中のマレーシアとインドネシアで予約していたホテルに泊まれないワッツハプンな出張から帰ってきて砂町銀座店街を抜けると江東区砂町文化センターだった。

北関東の片田舎から電車と地下鉄とバスを乗り継いで、片道堂々3時間である。


※画像はイメージです。

今日の練習場はバッカス含め3団体くらい練習している。行きのバスでも管楽器やら弦楽器やら様々な楽器ケースを持った人が大勢乗っていた。

隣はオーケストラかブラバンか、轟音が壁を殴っている。地鳴りがしそうだ。

まずは2部指揮者殿の楽曲から。時間をかけて「交響的前奏曲」を。個人的には合宿以来なのでありがたい。

いつも同じアングルなので、次回は変えたいと思います。

「あさドラ!」を通す。「おしん」のテーマ曲はドラマの内容と相まって出色の出来だと思う。インドネシアでは今再放送をやっていると聞いた。

休憩中、商店街を歩く。休日は2,000人もの人が訪れるらしい。近くに大型商業施設ができて客が減ってしまうかと思ったが、どっこい生きてる町の中。奈良漬が丸ごと売っていた。

多くが食べ物を扱っている店舗だが、ダイエットの店もある。目指せリバウンド王。


15年ほど前、職場の同僚と出張で来社したオランダ人の会話。

― 銀座ノ“座”トハ何デスカ?
― 昔銀貨を作っていた場所だったので、“座”は場所という意味だと思います。
― “歌舞伎座”ハ歌舞伎ヲ作ッテイル場所デスカ?
― ・・・Maybe.

そして1部指揮者殿。「シンフォニア」から。

ベースソロがあるので構えていたら、チェロが入っている! 安心していたら、音が消えた。
ベース・パートの出席率が芳しくないので、ベース・フリーの時はチェロが弾いているとのこと。

指揮者殿に大丈夫ですかと心配され、チェロ・トップ殿からリズムが合わないと苦笑いされる。

「大丈夫」っていうと
「大丈夫」っていう。

「弾いてる」っていうと
「弾いてる」っていう。

そうして、あとで
あやしくなって、

「リズムが合わない」っていうと
「リズムが合わない」っていう。

そして「死の舞踏」。

指揮者殿「ベースとギターが遅れます」

こだまでしょうか。




練習後の飲み会は、商店街で酒と肴を買って文化センターの和室での宴会である。砂町での恒例だ。
3時間かけて来たのだから参加しようと思っていたのだが、3時間かけて帰ることを考えて断念した。

帰りのバスは2部指揮者殿と一緒だった。

「来週から毎週練習ですね」

本番は来月、隔週だった練習も次回から毎週となる。演奏会を成功させたいのはもちろんだが、忙しい身としては仕事と趣味の両立は大変なのだが。

いいえ、だれでも。