2017年9月3日日曜日

バッカス27御礼&感想(Side N ver.)

『バッカスマンドリーノ マンドリンコンサート27』今年も無事に成功させることができました。改めてご来場の皆様・スタッフの皆様に厚く御礼を申し上げます。

さて、今回の演奏会、歴代最多の4人の指揮者によるパフォーマンスとなりましたが、いかがでしたでしょうか。新人2名の堂々とした指揮、小川さんの細部もきっちりとまとめるベテランらしい指揮、そして復活の桝川さんによる若者置いてけぼりの指揮、いずれもこれぞバッカスといった演奏だったと思います。

例によって、企画ステージ前の「寸劇パート」は見ている演者も笑いをこらえるのがつらかったです。「本番では笑うの禁止」と事前に言われてましたが、当日のリハーサルになっても「あれ入れようこれも入れよう」と追加が止まらず。以前の当ブログで、「昭和感あふれるクサい演出盛りだくさんでお送りします」と書きましたが、実はあれ書いた時点で内容は全く知らされてなくて、ひょっとしてハードル上げちゃった?みたいな雰囲気になってたかも。

本番前とか打ち上げとかの写真も、担当の方が撮ってくれたと思いますが、あいにく当方で用意できておりません。申し訳ありませんが続報をお待ちください。

2017年8月27日日曜日

9月2日(土)はいよいよ本番!

Facebookページへのポストを埋め込む方法があったとはっ!
せっかくなので試してみます。

記事は先週末の最後の練習の様子です!
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2017年8月19日土曜日

本番まであと2週間!

8月19日、合宿明けの練習は賛助さんも少し入っての合奏でした。
何度もお世話になった杉並の練習場もこの日が今期は最後です。

合奏中は放し飼いになっている指揮者の小川くんのお子さんも、今日は賛助楽器のおもちゃが豊富で楽しそうです。
うちの団は子連れで練習に参加する方も結構多いんです。

練習のほうは、本番まであと2週間となり合奏にも熱が入ってます。
合宿で3日間みっちりと練習してきましたので、曲もだいぶ仕上がりました。
企画ステージもいろいろ趣向を凝らすプランもあるようなので、本番も期待して頂ければと!

 

さあ、残すは次週の土日の練習を残すのみです!

2017年8月13日日曜日

Summer of Love 夏合宿3日目


クーラーなしでも快適な朝である。目が覚めると、きちんと布団をかけていた。

ここ数年、最終日の朝食はバイキングだ。
和食は十六穀米、洋食は近くのパン屋さんから配達される焼き立てのパン、おかずはしゃけ、ひじき、ボイルしたソーセージ、ベーコン、サラダ、ゆで玉子。何でもある。

春合宿と違い、最終日もパート練習あり、合奏ありの夏合宿である。昼食後も練習がある合宿は初めてかも知れない。  





合奏練習は「軽騎兵」から。本番一曲目、今年も来てくれた皆さんへの感謝を込めたファンファーレ。

「歌劇」だけあって、絵画的な楽曲である。展開毎に颯爽たる主人公と笑う悪役が、危機一髪と起死回生が、一枚絵のように浮かぶ。振り下ろされるタクトから始まるのは、曲ではなく劇である。

そして「星の庭」。
弾く度に、日本語で作曲された曲だと思う。
朗読の延長に歌があり、歌の派生がインストゥルメンタルであれば、どんな曲も母国語を持っていると思っている。中間部の怪しげなメロディーの中にあるベースのB♭が、日本語の鼻濁音のように聞こえて仕方がない。


雪の研究で知られる物理学者の中谷宇吉郎氏は、「雪は天から送られた手紙」という言葉を残している。
多くの人には、星は星であり雪は雪でしかないが、作曲家や物理学者には、星は星以上の、雪は雪以上の意味を持っていたのだろう。

 夏合宿がただの練習以上の意味を持っていたかどうか。わかるのは20日後である。






おまけ1
打上げで乾杯。善い哉、酔い哉。









おまけ2
合宿後の小旅行。海と川と陸(おか)の幸で乾杯。

2017年8月12日土曜日

Yes! Serendipity! 夏合宿2日目

serendipity【名】セレンディピティ◆別のものを探しているときに、偶然に素晴らしい幸運に巡り合ったり、素晴らしいものを発見したりすることのできる、その人の持つ才能。

初日の記事で音楽フェスの話題が出ましたが、合宿と日程がかぶっていなければ見に行く予定だったライブがありまして、そこで演者さんが言ったとされる迷言をタイトルにしてみました。転じて思いがけない幸運という意味もあるそうです。

2日目の練習は、満を持しての小川さん&桝川さん登場。

特に桝川さんが担当する学園ヒットパラダイスは 、大幅に指示が加わり「昭和の学園ドラマ」を思わせるクサい演出が盛りだくさんとなりました。いいよね昭和ネタ。実際には平成のドラマ主題歌もありますよ。

桝川さんがバッカスで指揮棒を振るのは5年ぶり。(とりわけ古参の)団員にとってはこんな濃ゆいカリスマ指揮者がいることがまさにserendipityではないでしょうか。


そして打ち上げ。前日に引き続き、宴は深夜まで及びます。


2017年8月11日金曜日

夏の音楽フェス 千葉のBNG 夏合宿1日目

こんにちは!
korimoです。

お盆に開催される音楽のビッグイベントと言えば、茨城のROCK IN JAPAN、北海道のRSR、
そして千葉のBNG(BACCHUS NATSU GASSYUKU)ですね!
1日目のレポートです。

今年も岩井にやってきましたよ。
真夏に海岸沿いの民宿での合宿・・・。リア充イベントのかほりがしてwktkしますね・・・
曇天で少し残念


諸々の事情により、今年は夕食までパー練&自主練となりました。
 
普段中々時間が取れないパー練、この機会に各パートで気になる部分をがっつりやります。


夕食。

エグみが全くなく、甘みが半端ない野菜たち。まったりとしていてそれでいてクドくありません。

いつものメニューに加え、かわきんさん自家栽培の野菜(ピーマン、ナスの素揚げ)が並びます。
旨すぎです。
年々クオリティがあがりますね・・・!


夕食後は合奏です!
新進気鋭の指揮者二人による、

「喜歌劇『軽騎兵』序曲」
「星の庭 Starry Garden for Mandolin Orchestra」


いい感じに仕上がってます

練習もがっつりやってますよ!


夕食の後は、大花火大会!
夏の海ですからね、花火やらなきゃ何しに来ているんだ!(合奏練習です)
今年もS氏により大量の花火が手配され(ありがとうございます!)、
皆で海岸へ向かって思い思いに火をつけます


 

そしてそして、花火イベント「花火文字!
今年は実施マニュアルも作成され、気合が入っています。
合宿前日に、練習そっちのけで花火文字マニュアルを作ってた某トップがいるとかいないとか・・・


皆で原理、手順を確認し、



リハも入念に、



カメラも3台設置して、いざ撮影!


結果は・・・





大 成 功 ! !




バッカスの総力を集結し、一発で最高の写真が撮れました。
皆様ご協力ありがとうございました!
これで本番も大成功間違いなし!
練習だけでなく、こんな楽しいイベントも盛りだくさんですよ~


花火の後はしょにちや。
Bar Bacchus ママによる日本酒飲み比べも開催されました。
 

そうして夜は更けていきます・・・

2017年7月15日土曜日

【スピンオフ】日傘男子【ネタがない】

退社時、思わぬ雨だった。置き傘を使おうとしたら、職場の若いのがまさに僕の傘を傘立てから持っていこうとしたところだった。

「いつも勝手に使ってたのはお前か」
「いつもじゃないです、雨の時だけです」

ここ2年ほど、晴れていても傘を差すことが多い。日傘である。

かみさんに勧められた渋い銀色の日傘を「男が日傘なんて」と思いつつ試してみると、なるほどこれは素晴らしい。歩く日陰である。涼しくないわけがない。


最初は近所の郵便局から始まり、人出の多いスーパー、美術館と徐々に範囲を広げ、バッカスの夏合宿に持参するに至った。

とは言え、通勤時に差すのは二の足を踏んでいた。日傘があれば・・・と思いつつ、徒歩20分の道のりをたっぷりの日焼け止めと庇(ひさし)が大きめのキャップでやり過ごしている。

男に日傘を差す自由はないのかと汗をふきふき歩くある日、とうとういたのだ。


朝の通勤ラッシュの会社敷地内、朝だというのにかんかん照りの下、堂々と。

日傘男子。

年も背格好も僕と同じくらい、偶然にも傘も渋い銀色である。

いよいよ男子の日傘も市民権を得始めたか、素晴らしい!・・・と思ったかというと、そうではない。むしろ、男は日傘を差さないわけだと納得した。

日傘を差したいい年の男たちを想像すると、彼らが仲良しに思えてしまうのだ。

通勤は決して楽しいものではない。若干の緊張感や憂鬱さ、同類相憐れむ個別の連帯感がある。



ところが、日傘が演出するのは明るい連帯感なのだ。とても仕事をする気になれない。

家に帰って「日傘男子」のことをかみさんに話すと、僕が会社で日傘男子一番乗りできなかったことに地団太を踏んで悔しがった。

「でもバッカスでは一番でしょ?」


その通り。一番にして唯一である。

2017年6月24日土曜日

♭ QUSUMI

今期の練習も折り返し地点、今日は銘酒と砂町銀座商店街で揃えた肴で、練習会場の和室で中締めである。シーズン6を迎えた深夜グルメドラマで言えば、本編飛ばしてお店紹介。












全編の音楽談義とバカ話を再現したかったのだが、楽しかったという事しか覚えていないので割愛する。











ママと常連。悩みがあればこの二人が何とかしてくれる。







本編の方も少々。復帰組あり、新人さんあり、賛助さん合流の本日の練習は江東区砂町文化センターであった。開演まであと70日である。









2017年5月4日木曜日

喜歌劇 春合宿(楽日)

遠くのHawaiiより近くのiwai。

メイン指揮者殿不在のため、恒例の午前中の自由時間(=禊と称して褌一丁で春の海に飛び込む)がなく、柄にもなく合奏である。

代振りによる「プレ2」と「カルメン」。



昼食。大食が偉いと考える見た目は子供、頭脳は大人の逆コナン達が前の席を陣取る。






もう一人の新型指揮者殿による「星の庭」。個人的な話で申し訳ないが―ほぼ9割方、個人的な話だけれど―、大学1年の演奏会で弾いた曲である。
ベースのEの音(E線の開放とD線の第2ポジション)以外の音が消えてベース音がむき出しになる小節が2回出てくるのだが、25年前も25年後も額に汗をかく。


しばし散歩。ひねもすのたりのたりかな。


夕食。お造りは今宵も豪華なり。

そして夜は最後の合奏、録音しながらの全曲通しである。

しかしベースが1本じゃ火力が足りない。しかも僕のベースは取り回し重視の1/2サイズだし、3~40人を向こうに回してはなんとも荷が勝つ。


関東に8000人くらいはいるであろうベーシストの皆様、お待ちしています。

そして打ち上げ。宿手作りの自慢の品々。レーズンバターも当然お手製である。




コンダクターと各パート・トップ、そして復帰組が挨拶する。

復帰組の1人の挨拶が時の流れを赤裸々に映す。
「トイレのスリッパがぐちゃぐちゃになっていないことから楽団の平均年齢が上がったことを感じます」

整理整頓が身に付き、酒もあるだけ全部飲み尽すこともなくなり、何時に寝ても朝早く目が覚めるようになりました。

明日は朝飯を食べたら帰路に就くだけである。春も終りだ。夏よ来い。