オープンの翌日、テレビの情報番組で紹介されているのを見て、その足で見に行ってから18年目である。
バッカスは25年目、今年も気負わず平常運転なり。
今回の練習場は亀戸文化センターである。
虎に翼ならぬ亀に翼。四神の一角、玄武あらわる。
〽親亀の背中に小亀を乗せて 小亀の背中に孫亀乗せて
まずは2部指揮者殿による交響的前奏曲から。由緒正しいマンドリン楽曲である。
そして企画メドレー。
キャッチーでラブリーなナンバーから、人の一生は 重き荷を負うて 遠き道を往くが如し 迷わず行けよ 行けばわかるさ的な重厚な楽曲まで、ポップでカラフルな音楽絵巻である。
スラヴ行進曲。今日はベース・パートが多いので指揮者殿にそれなりに期待されているのだが、期待を悪い意味で裏切るのは人の世とベースの常である。
1部指揮者殿が欠席のため、桜色の幻影は編曲者殿の代振りである。
かつて、春と言えば桜とルージュの新作の季節であった。高校を卒業した春、電車で偶然会ったクラスメートの女の子の、強烈な自己主張の唇は今でも記憶に残っている。赤のようなオレンジよりも、桜色だったらよかったのにと思う。
死の舞踏。この曲が弾きたくて入団した新人さん、お待たせしました。
練習後の各係の連絡のあと、2月に結婚しましたと言ったらえらく驚かれた。
「合宿で報告すればまだ被害は少なかったのに」
おっかないから帰ろっと。かみさん待ってるし。
0 件のコメント:
コメントを投稿