ゴールデンウィークも後半戦、今年も春合宿がやってきた。
電車が遅れ、毎年お世話になる川きんさんに到着した時は既にトップ会やパート練習が始まっていて、ほっとする間もなく午後の合奏の時間である。
まずはメインコンダクター氏の序曲第1番ハ短調から。一つひとつの音を確かめるように、丁寧に音を合わせる。普段の練習ではできないくらい時間をかけられるのが、合宿の利点である。
迫力ある演奏は、丁寧な練習から。
夕食。鯵の刺身は脂がのって実に旨い。
夜は墓場で運動会・・・ではなく、アルテミシア序曲。
重厚なメロディーは重ねた鉄(くろがね)のように重く。軽快なリズムは弾む心よりも軽く。
1STとフルート、ドラとギターなど、2パートによるパート弾きで、自分の出す音が曲中でどんな役割を果たしているのかを知る。
そして企画のアニソンメドレーの第2楽章登場。編曲したメインコンダクター氏の力量に頭が下がる。
自分で弾いてみて初めてわかったけれど、ニコニコ〇画の「アニソンメドレー弾いてみた」はすごいんだなあ。
練習のあとは合宿初日恒例、有志による”しょにちや”。一夜限りの開店である。
富山在住のメンバーからの美味い日本酒と珍味や、料理自慢からの手作りの牛すじと蒟蒻の煮物やピクルス、切り干し大根の差入れ。スーパーのお惣菜の10倍うまい(比較対象のハードルが低くてすまん)。さらにシフォンケーキも。
酒と肴に舌鼓を打ち、たわいない会話に笑う。弾くだけでは物足りないから、社会人団体で弾くのである。
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