昨日、今日と練習会場はかつしかシンフォニーヒルズ。ここ青砥はモーツアルトが立つ音楽の聖地であり、隣の立石は飲み歩きの聖地である。
今回は2日間ごちゃ混ぜでお送りします。
個人的に初練習。「お久しぶりです」と挨拶して回る。
合奏一曲目、「月に舞う」。日本人らしい日本語の唄。
そして今回初練習となった「雲の行方」。難攻不落。音符の行方が分からない。
指揮者交代で「星空のコンチェルト」。
「大吟醸より磨いて!」
「まわりに合わせないで自分の音を!」
僕の音はまわりと合わないのだが、指揮者殿の“合わせない”と違うと思う。
「気持ちを身体で表現する! 自分が自転でバッカスが公転!」
自転が時計回りか反時計回りか身体で考える。
練習は午後からなので上野でクリムト展を見ようとしていたのだが、混雑していたので断念。せっかくなので西洋美術館で常設展を見た。
ここには何度も来ているが、常設展をじっくり見るのは初めてである。今まで漠然と写実主義が終わって印象派が始まったように思っていたのだが、50年くらい被っていることを初めて知った。
それがわかってから絵を見ると・・・そりゃモネの絵は「描きかけ」って言われるよなあ、写実主義は上手いもん。画材もいいやつ使ってそうだし。リアルタイムで第一回印象派展見たら「ヘタだなー」とか言うと思う。
シンフォニーヒルズのオブジェ。マンドリンかと思ったら「奏でる果実」だった。
各パートの練習風景。
指揮者殿&マンドリンパート。 ドラパート。
チェロパート。 ギターパート。
コントラバス。
再び合奏。「セビリアの理髪師」。
「あんなに慌てて切ったら、まゆ剃っちゃうよね?」
「チャップリンの独裁者」のハンガリー舞曲ひげ剃りではない。
新人さんが入団したりベースがようやく練習に来たり、もうすぐ初夏である。