2019年4月29日月曜日

ボーっと生きてえんだよ!

永遠の5歳はかわいいけれど永遠の15歳はめんどくさい。

昨日、今日と練習会場はかつしかシンフォニーヒルズ。ここ青砥はモーツアルトが立つ音楽の聖地であり、隣の立石は飲み歩きの聖地である。

今回は2日間ごちゃ混ぜでお送りします。







個人的に初練習。「お久しぶりです」と挨拶して回る。

合奏一曲目、「月に舞う」。日本人らしい日本語の唄。




そして今回初練習となった「雲の行方」。難攻不落。音符の行方が分からない。







指揮者交代で「星空のコンチェルト」。

「大吟醸より磨いて!」
「まわりに合わせないで自分の音を!」
僕の音はまわりと合わないのだが、指揮者殿の“合わせない”と違うと思う。





「気持ちを身体で表現する! 自分が自転でバッカスが公転!」

自転が時計回りか反時計回りか身体で考える。





練習は午後からなので上野でクリムト展を見ようとしていたのだが、混雑していたので断念。せっかくなので西洋美術館で常設展を見た。
ここには何度も来ているが、常設展をじっくり見るのは初めてである。今まで漠然と写実主義が終わって印象派が始まったように思っていたのだが、50年くらい被っていることを初めて知った。

それがわかってから絵を見ると・・・そりゃモネの絵は「描きかけ」って言われるよなあ、写実主義は上手いもん。画材もいいやつ使ってそうだし。リアルタイムで第一回印象派展見たら「ヘタだなー」とか言うと思う。


シンフォニーヒルズのオブジェ。マンドリンかと思ったら「奏でる果実」だった。








各パートの練習風景。


指揮者殿&マンドリンパート。       ドラパート。


チェロパート。              ギターパート。










コントラバス。

再び合奏。「セビリアの理髪師」。

「あんなに慌てて切ったら、まゆ剃っちゃうよね?」
「チャップリンの独裁者」のハンガリー舞曲ひげ剃りではない。

新人さんが入団したりベースがようやく練習に来たり、もうすぐ初夏である。

2019年3月3日日曜日

バッカス2019シーズン開幕!

お久しぶりです。ブログ係は生きております。

というわけで、バッカス29第1回練習です。
今回の演奏会は、いつもと違ってテーマ付き! 第2部では「空」にまつわる3曲を演奏いたします。今日の練習メニューはそのうちの2曲『月に舞う』『星空のコンチェルト』。「星」があり「月」がある。あと「天の川」と「太陽」があれば完成(何が?)。

それはさておき、『星コン』はバッカス14以来、実に15年ぶりの再演。当時のメンバーも多く残っているので、わりとスムーズに合奏が進みます。スムーズすぎて予定より1時間早く終了(本当は指揮者の勘違い)。その後は初回練習日恒例の「決起会」が盛大に行われたようです。あ、自分は不参加でした。今年は日曜日の練習が大半で、両毛線民にはきついっす。

こんな感じで今シーズンも緩くかつ熱く活動していきます。入団希望はまだまだ受付中ですよ!

2018年8月17日金曜日

【演奏会直前号】空と大地とパゴダの舞姫



「パゴダの舞姫」
…これは、2018年8月18日、かつしかシンフォニーヒルズで行われる《バッカスマンドリーノ28》での、第一部のトリ曲で演奏する鈴木静一氏の楽曲である。曲目解説にもあるが、この曲は映画音楽制作のために同氏がタイに訪れ、そこでインスピレーションを感じ、書き上げたものである。


では、「パゴダ」とは何か…
ブリタニカ国際大百科事典には、こう記されている。

ー狭義には東南アジアの仏塔または状仏堂。すなわちミャンマー (ビルマ) のパヤやゼディー,タイのプラ・プラーンやプラ・チェディーなどをいう。


仏塔の舞姫…巫女的な意味だろうか…



というわけで!
今回は「パゴダの舞姫」のルーツを辿りに、タイの民族音楽に触れてきたいと思います!
バッカスブログ特派員、海外ロケスタートです!!!

やってきたのは、日本から飛行機で約6時間、タイのバンコク!
合掌するD氏「コップンカ~」

タイの民族音楽は隣接する諸外国からの影響を多く受け、独自の発展を遂げていましたが、大きく分けると「宮廷音楽」と呼ばれる指先で表現する繊細で煌びやかな踊りと、「大衆音楽」と呼ばれる雑多でエネルギッシュな踊りに分けられます。

それを一度に味わえるのが、ここ「サラ・リム・ナム」です!

ここでは、タイの民族楽器をバックに、民族舞踊や音楽物語、ムエタイなど様々なショーを目の前で2時間行ってもらえます。フルコースの食事もついて13,000円くらいでしょうか。
ショーで出てくる民族衣装や民族楽器、歴史等も書かれた冊子。これは興味深い…
タイの定番、トムヤムクンスープ!そこまで辛くなくて旨かった~

ショーが始まる前からずっと演奏してました。ほぼ学生!楽譜なんてなく、みんなで楽しく演奏している感じが印象的だったな~。
そしてこちらが実際の演奏!(youtubeだけど見れるかな?)



民族打楽器のどことなく不安定だけど心地いい、この感じいいですよね~
そして踊り子の頭と指先!
頭につけているのは「パゴダ(仏塔)」と指先にあるのは「レップ(金の爪)」じゃないでしょうか?ひゃ~!実物はこんな感じなんですね~
1970年頃に取材のために訪れた鈴木静一氏も、当時これを見たのかな~。

そんなわけで海外ロケおわり!タイの民族音楽が気になる方もそうでない方も。明日はかつしかシンフォニーヒルズに来てくださいね!マンドリン合奏ではなかなか味わえない、異国情緒漂う素敵な演奏をお届けしますよ!それではヽ(^o^)丿