2011年6月18日土曜日

Bacchus Last Stand in Sunamachi

前回に引き続き、本日の練習場も江東区の砂町文化センターである。なぜか雨に祟られるこの地だが、今回はぎりぎり降らない曇り空である。一時は人通りが減ったかに見えた砂町銀座商店街も賑わっていた。



今日は午後のみの短期集中練習である。まず一部指揮者殿が「プレリュード4」と「トッカーター~古代舞曲」を振る。一小節、また一小節と丁寧に、かつファーストとセカンドが、あるいは弦楽器と管楽器がどのように組み立てられているかを確認するように、音楽を組み立ててゆく。

2時間余り一部の楽曲を練習し、いったん休憩してから三部指揮者殿による「アルルの女」が始まる。






「この“ソ”は友人に『このラブレターを彼女に渡してくれ』と頼むような切ない“ソ”で!」
「悶々と枕を抱えて『あ~~~!』と言う時の狂おしい“ラ”を!」
「音が薄過ぎる! 原液のカルピスのように!」

※感性には個人差があります。

練習後は、砂町文化センターの和室を借り、商店街でメンバーが思い思いに買った肴で一杯である。餃子、サラダ、海苔巻き、おでん、そしてもちろん酒、酒、酒。

ここ砂町での練習も、今日で今期最後である。気がつけばもう6月であり、折り返し地点だ。このサイトのトップページに「Bacchus 21開演まであと○○日です」というメッセージが出るようになった。しかし毎年「大器晩成」のバッカスマンドリーノである。いまやメンバーも100人を超え、イナバ物置に乗れなくなった。

お楽しみはこれからだ。