2012年6月30日土曜日

初夏のBBQ祭り in 昭和記念公園 バーベキューガーデン

よく晴れた6月の最終土曜日、昭和記念公園はバーベキューガーデンで肉と野菜のハーモニー&カーニバルである。
木々に囲まれ、実に気持ちの良いところだ。それになかなかの盛況ぶりである。

バッカス時間12時15分(日本標準時12時45分)、開戦! 肉に向かって突撃!
BQQ職人の技が光る。

事前に肉や野菜や旨酒を準備してくれた皆、ありがとう!

カルビ、ロース、タンはもちろん、団員お手製の鶏の塩麹焼き、豚しょうが焼きも旨い!


〆の定番、焼きそば。

団員の他、団員のご家族、OGも子供さんを連れて参加である。

4時30分の閉園間際まで焼き続け、食べ続けた。流石に今日は飲み会はないなと思ったら、町田に飲みに行ったツワモノが2人いた。明日は同じ立川で練習である。(「雨ニモマケズ、霧雨ニモマケズ。」に続く。)

2012年6月16日土曜日

女子会

ここで練習するときはいつも雨のような気がするのは気のせいか。今日の練習は江東区森下文化センター、会場は多目的ホールである。何だか落語とかできそうな舞台がある。


ささっとセッティングして、まずは「杜の鼓動」から。そろそろ参助さんも入るので仕上げたいと1部指揮者殿。

「様々な色が重なって杜は濃くなる。色彩を感じましょう」

雨のためか、チューニングが合わない。それよりも気になったのは、音響がいまいち・・・。自分の腕前を楽器や会場のせいにするのは素人の中でも下の下と思いつつ、もう少し響けばと思う。指先と同じように、ホールも楽器を構成する一部なのだ。

ちなみに筆を選ばないことでおなじみの弘法大師は筆にはこだわりがあったそうな。選んでるじゃん。

それから「一楽章の交響曲」。


「弾いている人の意思が伝わるか。全員がmarcatoで意思を伝えるように
アンコールを思案する。


2部指揮者殿に代わり、「ペールギュント第1組曲」を。


「観客が一目で“凄い”とわかるように」


時折、分奏で各パートの関係をはっきりさせながら合奏を続ける。

「盛大だが乱暴ではない」とは、「朝」を振っている時の指揮者殿の言葉。


そしてマンドリンの見学者が! 入ってくれるといいなあ。


今日は練習時間が短く、「火の山」を中盤から練習し、終了。普段ならこのまま飲み会なのだが、今日はバッカス初の「女子会」である。裏番組は当然男子会だ。


結婚式帰りの飛び入りもあり、むくつけき野郎どもの饗宴である。

人数も少ないので、オープンしたばかりの居酒屋に入る。店内は15人も入ればいっぱいで、お店の人に「もう少しボリュームを落として・・・」と言われること7、8回、2時間ほど飲み食いする。
何をネタに飲んだか書きたいのだが、飲み過ぎてよく覚えていない。

ただ、「『女子会』ではどのような話題がでているのだろうか?」という発言はしばしば繰り返された。
あまりにも気になったので、女子会終了後、合流する。女子会では我々の話題はなかったそうだ。

2012年6月2日土曜日

水無月、かつしかにて

本日は「演奏会まで77日」というダブルラッキーセブン、6月最初の練習でございます。6月最初にふさわしくと言うべきか、どんより曇り空のかつしかでした。もうすぐ梅雨ですね。洗濯物やお布団が湿りがちになり、鬱々としがちになりますが、そんなときはアジサイやかたつむりなどに目を向けてみるとよいでしょう。

さて、筆者は私用で若干遅刻して現地入りしたのですが、練習場所の扉を開けますとすでに「一楽章の交響曲」の合奏中でした。


一楽章の交響曲は、鋭く刻む強い部分と、まろやかにたっぷり聞かせる優雅な部分があって、筆者個人としてはとても弾くのが楽しい曲です。しかし、鋭く強く、規則正しくドイツ的に奏でるということは、休符もきっちりかっちり休んでこそ成り立つ規則正しさなのであって、先走ってすっ転ばないようご注意ください、ということなのです。


「おや?」
画像中央部に、何者かが潜んでおりますね。
隠れようとしていますが、後ろから不思議そうに見られておりますよ。


一楽章の交響曲の合奏を一通り終えたら、次はパート練習の時間です。この日は第二部指揮者様が来られないとのことでしたので、「火の山を重点的に!」と第一部指揮者様から指示がありました。
ドラパートは、思わず「三年ドラ組トップ先生」と名付けたくなるスクールフォーメーションで練習開始です。
「うーん、何やろっかー」
大丈夫か、と一抹の不安を感じましたが、「意外と練習しないけど、いざ弾こうとすると意外と弾けない」いわゆる痒い部分の練習をみっちり行い、気付けば一時間。ウッカリ隣のパート練習に突撃し損ねるくらい、濃い練習になったのではないでしょうか?いかがでしたでしょうか?

パート練習が終わってからは、ジャニーズ。とにかく、ジャニーズ。
「指揮者を見ないで、ビートに合わせて!」
とにかくリズムにのって、体を揺らせて弾くのです。でも、曲の継ぎ目やゆっくりになるところは指揮を見ましょう。
「ライトオンかライドオンか」という問題が勃発していましたが、それ以前に、筆者はその歌詞が曲のどの部分なのかわかりませんでした。知っているつもりの曲でも、細かい部分の歌詞はわからないものですね。自分の無知さを思い知りました。そして、正解は「Right on」のようです。

「GOひ○みのように、歌詞の頭にアクセントを!」
「○っはー!は男性の低い声と女性の高い声の掛け合いで!!」
いつになく熱い、ジャニーズでありました。


タイトル「ベース三銃士」
コンパクトベースと通常ベースの比較を画像で見てみようと目論みましたが、遠近法に邪魔され、よくわからなくなりました。己の浅はかさに泣きました。あ、一番奥が、コンパクトタイプですよ。

ベースって、人間より背が高いのですね。


タイトル「麗しのフルート三姉妹」
いつも爽やか&優雅な音色をありがとうございます。うっとり聞き惚れているうちに、自分の演奏をウッカリ忘れるほど、フルートの音色は良いものです。

次は第二部「ペールギュント第一組曲」をさらっと。朝は……難しいですね。爽やかな朝を迎えられるよう、日々鍛錬が必要だと思いました。
「山の魔王の宮殿にて」は、後半早すぎて呆然としました。たぶん、自分のレベルが足りなかったものと思われます。


最後に「杜の鼓動」を。
「樹齢20年30年ではなく、200年300年くらいがいい」
この曲は、短く静かな曲ですが、奥の深い旋律であると思います。聞いている人たちに、そして自分たちにも、大きな樹のざわめきや鼓動が聞こえるような演奏が、できるようになりたいものです。
「皮膚を切り裂き、血を流さなければ、人を感動させることはできない」
そう、指揮者様はおっしゃっておられました。極限のその先の先まで追いつめて追い込んで、ようやく人に感動を与える力を得る……
……のか?深遠なお言葉でございました。


ベースに人が集まっていたり、手の上に人が乗っていたり、休憩時間も楽しいバッカスです。ちなみに筆者のデジカメは可愛いカメラマンさんに時々さらわれておりました。自分には思いもつかない面白い画像がたくさん撮影されているので、データを見直すのが非常に楽しいです。ありがたいことでございます。

こうして練習は終了。数人は青砥周辺の飲み屋へ向かったようでございます。
本番まであと二カ月半です。梅雨にも負けず、湿気にも負けず、頑張っていきましょう。