2018年8月17日金曜日

【演奏会直前号】空と大地とパゴダの舞姫



「パゴダの舞姫」
…これは、2018年8月18日、かつしかシンフォニーヒルズで行われる《バッカスマンドリーノ28》での、第一部のトリ曲で演奏する鈴木静一氏の楽曲である。曲目解説にもあるが、この曲は映画音楽制作のために同氏がタイに訪れ、そこでインスピレーションを感じ、書き上げたものである。


では、「パゴダ」とは何か…
ブリタニカ国際大百科事典には、こう記されている。

ー狭義には東南アジアの仏塔または状仏堂。すなわちミャンマー (ビルマ) のパヤやゼディー,タイのプラ・プラーンやプラ・チェディーなどをいう。


仏塔の舞姫…巫女的な意味だろうか…



というわけで!
今回は「パゴダの舞姫」のルーツを辿りに、タイの民族音楽に触れてきたいと思います!
バッカスブログ特派員、海外ロケスタートです!!!

やってきたのは、日本から飛行機で約6時間、タイのバンコク!
合掌するD氏「コップンカ~」

タイの民族音楽は隣接する諸外国からの影響を多く受け、独自の発展を遂げていましたが、大きく分けると「宮廷音楽」と呼ばれる指先で表現する繊細で煌びやかな踊りと、「大衆音楽」と呼ばれる雑多でエネルギッシュな踊りに分けられます。

それを一度に味わえるのが、ここ「サラ・リム・ナム」です!

ここでは、タイの民族楽器をバックに、民族舞踊や音楽物語、ムエタイなど様々なショーを目の前で2時間行ってもらえます。フルコースの食事もついて13,000円くらいでしょうか。
ショーで出てくる民族衣装や民族楽器、歴史等も書かれた冊子。これは興味深い…
タイの定番、トムヤムクンスープ!そこまで辛くなくて旨かった~

ショーが始まる前からずっと演奏してました。ほぼ学生!楽譜なんてなく、みんなで楽しく演奏している感じが印象的だったな~。
そしてこちらが実際の演奏!(youtubeだけど見れるかな?)



民族打楽器のどことなく不安定だけど心地いい、この感じいいですよね~
そして踊り子の頭と指先!
頭につけているのは「パゴダ(仏塔)」と指先にあるのは「レップ(金の爪)」じゃないでしょうか?ひゃ~!実物はこんな感じなんですね~
1970年頃に取材のために訪れた鈴木静一氏も、当時これを見たのかな~。

そんなわけで海外ロケおわり!タイの民族音楽が気になる方もそうでない方も。明日はかつしかシンフォニーヒルズに来てくださいね!マンドリン合奏ではなかなか味わえない、異国情緒漂う素敵な演奏をお届けしますよ!それではヽ(^o^)丿














2018年8月5日日曜日

保谷でゲネ・賛助合わせ

8月4日、5日の週末は、保谷(”ほや”だと思っていた!)の「こもれびホール」にて、ゲネと賛助合わせでした。

なんと、早いものでもう2週間後には本番!!
来週は合宿なので、これが事実上最後の通常練習となります。
さあさあ、切羽詰まってまいりました!


こんなホールでした。こういう円形のホールでの練習は珍しいです。 
ネタバレになりそうなので写真を載せられないのですが、ゲネでは司会のYASUKOさんが曲に合わせて衣装をアレンジしてくれてて、”うぉぉ、ソレっぽい!”と興奮しておりました。

パーカス隊はいつもお世話になっているボブさんズ。(勝手に命名)
今回が初回練でしたがウチのツボを心得ているのでばっちり合わせてくれます。
いつもいつも流石!

バブリーメドレーは打楽器が入ると一層盛り上がり、指揮者も例によって”振る”というより踊っちゃってます。企画ステージではお馴染みですが、パーカスにまるでドラムセットが在るかのようなビートには毎回感心しますね。
楽しいステージになりそうで本番も楽しみ♪
 
さあ、来週のお盆休みは岩井で合宿、そしてその翌週は本番です。
あと少し、がんばります!!


2018年6月24日日曜日

パート会!

練習もいよいよ佳境な6月最後の練習後に、ドラパートのパート会が開催されました。

おしゃれなバルで乾杯〜!!




音楽団体ですが、なぜか 『ナスの美味しい食べ方』とか『素麺派か冷麦派か』とかの料理ネタで盛り上がりました。。

二次会は少人数で渋いお寿司屋さんで、若干大将に迷惑がられたような。。
涙巻きがおいしかった!

残りの練習も一致団結して頑張りましょー!










2018年5月27日日曜日

チラシできました

他所でのお勤めが終わって、ようやく練習に参加できることになりました。今年は本番の日程が早いので、今週(5月最終週)より毎週練習があります。

さて、演奏会のチラシが出来上がりましたので、ここに大公開!

前にも見たことがあるぞ…、と思ったあなた。正解です。

昨年のチラシと一緒のデザイン。見事な流用ですね。さらに…

一昨年のチラシも一緒のデザイン。手抜きじゃないぞ多分。

2018年5月12日土曜日

ノルウェイの森下


日本橋のTOHOシネマズで「地獄の黙示録」がリバイバル上映されていた。

The Doorsの“The End”から始まるこの作品を見たのは高校3年の冬、受験のために前泊したビジネスホテルだった。翌日のテストのことを考えていて夜中になっても寝付けず、たまたまテレビを付けたらちょうど始まったところだった。あまりの面白さに朝まで見てしまった。

言うまでもなく受験は失敗し、浪人生となった。

地獄だった。


今回の練習は森下文化センター。町を挙げての“のらくろ”押しである。

「メリアの平原にて」。指揮者殿から各パートに指示が出る。







「白鳥の湖」より「情景」。世界で一番有名な一曲である。

「パヴァーヌ」。合唱もあり劇音楽でもあるが、そんなことを抜きにして、ただただ美しい。




普段はロックしか聴かないのだが、時々戦前のジャズやワルツなどのポピュラー音楽を集めたオムニバスのCDをかけることがある。ただの心楽しい音楽が今の時代に何の意味を持つかわからないが、意味はなくともスイングはする。後年残るのはそんな「ただの美しい音楽」かもしれない。


休憩。

そして今回のハイライト、企画「バブリー★ヒットソング★メドレー」の初お目見えである。バブル時代の歌謡曲のオンパレードだ。

バブル時代は高校生であり、そんなのものに何の思い入れもないのだが、初見にも関わらずほとんど弾けるのに驚いた。当時はまだ「歌は世につれ世は歌につれ」だった。

編曲は指揮者殿の手によるものだが、サビだけ取り上げるかイントロから入るかで曲への思い入れがわかって興味深い。

 指揮者殿曰く、「日本誕生は『24千万の瞳』から始まった」。







ベテランと若手の温度差でヒートショックを起こしそうだ。


2018年3月24日土曜日

春よ来い


フランク=ザッパの“BURNT WEENY SANDWICH”から「あまちゃん」のサントラにリレーしたら、あまりの爽やかさに驚愕した。春ですね。





気がつけば今シーズンの練習も3回目、場所は杉並公会堂である。


高笑いするウルトラマン。影絵でアルカイック・スマイルは難しかった。

チューニングして、白鳥の湖から。

ドリフ直撃の世代だったので、ずっと「白鳥の湖」は喜劇だと思っていた。かつて、「白鳥の湖」といえば志村けんだった。




突撃!隣のパート練習。

1st。復帰さんいます。







2nd。見学者さんいます。


Dola。ママさんいます。 







Cello。不動のトップさんいます。







ギター。80年代っぽい人います。







ベース。BOOKFFにいます。









指揮者代わって、メリアの平原にて。25年前、第3回目のコンサートで弾いている。







打上げ。なぜか「全身金色でグラサンかけたヒーローって何だっけ?」という話が出る。

ナショナル・キッドではなくて七色仮面だった。

2018年2月11日日曜日

裏ばっかす2018 その2

休憩を挟んで第2部です。ソロ・デュオ中心の小編成ユニットでお送りします。
ソロユニット「s.s.s.4」
今回はピアノ伴奏とともに
ピアノソロ「ももぴあの」
司会「今回村松氏がいないので弾き語りは誰もやらないのかな?ももさんやってもいいのよ」


常連ユニットなのでまとめちゃいます
間違い探しとか言わないw
「まよ企画」
NHKみんなのうたから1曲

トリを飾る「東武線共和国」
今回は沖縄歌謡メドレー
飛び入り上等!全体合奏はスターウォーズメドレーでした

今年の本ばか第1回練習は2週間後の2月25日です。









裏ばっかす2018 その1

お久しぶりです。今年もバッカスマンドリーノをよろしくお願い申し上げます。
さて、裏バッカス2018、今回も盛大に開催されました。毎年書いてますが、マンドリンだけにとらわれず多種多様な楽器が登場する唯一のイベント、開演前の練習でもいろいろな音色が聞こえてきます。曲目も編成も様々、本ばかでは味わえない演奏会(あくまでも内演会ですが)となっております。今回は大盤振る舞い!参加全ユニットの画像を載せちゃいますよ!

今回のプログラムです

毎回司会を務めていただいているシンヤさんです



トップバッター「錦戸ボレロ」
司会「ラヴェルの初演を思わせる前衛的な演奏でしたね」
参加4回目の「森の樹」
司会「ちゃんとした演奏はいいものですねw」


楽団ながれぼしの皆さん&スペシャルゲスト

TKMCのゆかいな仲間たち
司会「TKMC…卵かけごはんじゃないですね」

ユニット「嶋崎」