「パゴダの舞姫」
…これは、2018年8月18日、かつしかシンフォニーヒルズで行われる《バッカスマンドリーノ28》での、第一部のトリ曲で演奏する鈴木静一氏の楽曲である。曲目解説にもあるが、この曲は映画音楽制作のために同氏がタイに訪れ、そこでインスピレーションを感じ、書き上げたものである。
では、「パゴダ」とは何か…
ブリタニカ国際大百科事典には、こう記されている。
仏塔の舞姫…巫女的な意味だろうか…
というわけで!
今回は「パゴダの舞姫」のルーツを辿りに、タイの民族音楽に触れてきたいと思います!
バッカスブログ特派員、海外ロケスタートです!!!
やってきたのは、日本から飛行機で約6時間、タイのバンコク!
合掌するD氏「コップンカ~」
タイの民族音楽は隣接する諸外国からの影響を多く受け、独自の発展を遂げていましたが、大きく分けると「宮廷音楽」と呼ばれる指先で表現する繊細で煌びやかな踊りと、「大衆音楽」と呼ばれる雑多でエネルギッシュな踊りに分けられます。
それを一度に味わえるのが、ここ「サラ・リム・ナム」です!
ここでは、タイの民族楽器をバックに、民族舞踊や音楽物語、ムエタイなど様々なショーを目の前で2時間行ってもらえます。フルコースの食事もついて13,000円くらいでしょうか。
ショーで出てくる民族衣装や民族楽器、歴史等も書かれた冊子。これは興味深い…
タイの定番、トムヤムクンスープ!そこまで辛くなくて旨かった~
ショーが始まる前からずっと演奏してました。ほぼ学生!楽譜なんてなく、みんなで楽しく演奏している感じが印象的だったな~。
そしてこちらが実際の演奏!(youtubeだけど見れるかな?)
民族打楽器のどことなく不安定だけど心地いい、この感じいいですよね~
そして踊り子の頭と指先!
頭につけているのは「パゴダ(仏塔)」と指先にあるのは「レップ(金の爪)」じゃないでしょうか?ひゃ~!実物はこんな感じなんですね~
1970年頃に取材のために訪れた鈴木静一氏も、当時これを見たのかな~。
そんなわけで海外ロケおわり!タイの民族音楽が気になる方もそうでない方も。明日はかつしかシンフォニーヒルズに来てくださいね!マンドリン合奏ではなかなか味わえない、異国情緒漂う素敵な演奏をお届けしますよ!それではヽ(^o^)丿