わたしたちにとって、傘の下を通り抜けて楽器に襲いかかる霧雨は最大の敵ですね。
今日の練習場所は東大和ハミングホール。
練習場所に着いてほとんどの人が発した言葉、それは…
「 あ つ い ! 」
大所帯のわたしたちにはちょっと小さめなこの練習室。
もわっとした湿気たっぷりの蒸し暑さがこもっていました。
さぁ、空調を効かせ、練習を始めましょう!
まず初めにペールギュントの3楽章「アニトラの踊り」から。
このアニトラという人物は、中東のある部族の娘だそうで、ペールギュントの財産を狙って妖艶なダンスで誘惑したそうな。
で、ペールギュントはその娘にまんまと騙されて、砂漠で身ぐるみ剥がされてしまう…らしいですよ。
ということで、わたしたちも魅惑的な演奏でペールギュントをまんまと騙しちゃう勢いでいきましょう。
そして4楽章「山の魔王の宮殿にて」。
山の魔王というのは北欧の伝承で粗暴な妖精として登場するトロールだそうです。
ペールギュントがトロールの王の娘を誘惑しちゃったがために王の逆鱗に触れ、子分のトロールたちがペールギュントを追いながらこの曲を合唱する、、という話らしいです。
歌詞は「殺せ、殺せ、王の娘をたぶらかした、殺せ、殺せ、」の繰り返し。
おどろおどろしい、緊迫感ある曲となっていますよね~。
そして1楽章「朝」。
いつものことながらフルートの音色が心に染みます…♪
そういえば筆者が小学生の頃、名前に「も」がつくというだけの理由で男子数名に「モーニングさん」とあだ名をつけられたことがあります。
小学生男子の発想はワカラナイ。
ペールギュントの合奏が終了したところで、今日はお昼休憩です。
各々、しばしランチタイム。。。
休憩後、火の山の合奏が始まりました。
みなさん真剣な目つきで集中していますね!
あっ…!合奏が始まった瞬間、完全にmistakeをしでかしたと後悔したわたくし。
合奏直前、某コンビニの『1日に摂らなければならない野菜の半分を食べようサラダ』を食べてしまったのです。
重音のオンパレード、ffのフレーズ、C線のかき鳴らし…(わたくしCello奏者でございます)
おなかの中でレタス、コーン、お豆etcが踊り狂っておりましたとさ。
が、しかし…。
なんて躍動感あふれる一枚!(自画自賛)
見てください!この2部指揮者様の半端ないスピード感!!
脇目も振らずティンパニーに突っ込む勢いです!
おなかの中でレタスがどうのこうのとか言ってた自分が恥ずかしくなりました。(笑)
そしてなんと今日は!
素敵なパーカッショニスト様とバッカスの可愛いプチエンジェル。
初めて賛助のパーカッションパートの方が入ってくださいました。
やっぱり、パーカッションが入ると変わりますね~。
後ろから聴こえてくるカッコイイ刻みに、思わずにやけちゃいそうでした。
続いて1部合奏、ジャニーズ。
両腕を使って奏者に訴えかける1部指揮者様。
今日は1部にもパーカッションの賛助さんが入ってくださいましたよ~
ノリの良いこの曲にドラムが加わると、さらにノリノリになれますね♪
この後は、杜の鼓動、一楽章の交響曲を少々合わせました。
練習が終わるころには、空調を効かせているのにもかかわらず、奏者及び指揮者による熱気が部屋じゅうに充満していました。
今日も練習お疲れ様でした!
みなさん、次回スーパーに行った際には、某メーカーのソース焼そばを購入し、その中のあるものをとっておきましょうね☆
早いもので今日から7月ですね。
合宿を抜くと、演奏会まであと6回の練習となりました。
1回1回の練習を大切に、頑張っていきましょう!!