2010年8月15日日曜日

今年も岩井は熱いわい!(後篇)

合宿二日目。

夕べは合宿にしては割と常識的な呑み具合だったこともあり朝も目覚めがいい。素晴らしい!
「本来こうあるべきなのだな」とこの歳になり今更ながらに実感したのだが、次回にこの経験が活きる保証は全くないな。

午前中はパート練習。大体この時間には指揮者が各パートに指示をして回っているので、厳しいお稽古があるのを覚悟していたんだが、我らが2ndパートは両指揮者に珍しくスルーされてすこぶる平和だった。まだエンジン掛からない朝のパート練だし、指揮者も某Cパートあたりに行ってお茶会でもしていたに違いない。(・・・んなことはない!と怒られそうだ)

パー練後の自由時間は海へ行って気分をリフレッシュ!
水着に着替えて泳ぐ者、海水浴客を横目に海の家でカキ氷を食べる者などなど、過ごし方はさまざま。

毎週練習に明け暮れていてこの時くらいしか海に入る機会がないので、颯爽と水着に着替えて海に飛び込んだものの、今年は特に波が高く思いの外体力を削られて早々に退却。歳は取りたくないものだ。


午後からは合奏。指揮者はまたもや、「通させて!」というオケのキモチを夢想転生の如く華麗にスルーして、ここでも夜の「全曲通し」に備えての入念な練習が中心。むむむむ!

しかし、ここでうっかり気合いを乗せすぎちゃうと夜まで集中を維持できなくなるから、このペース配分も作戦のうちなのだろう。



さぁ、そして夕食の後はいよいよお待ちかねの「全曲通し」である。
本番を想定して、休憩時間もプログラム通りに進める。テンションが上がってきた!

1部:
パストラル、舞踊風。良い感じに揃っているし、迫力もばっちり。
ダレずに緊張感を保ったいい演奏に仕上がった!小川君の表情も満足げに見える。
2部:
ドリフの演出もばっちり。本番もこれが決まれば面白い!大河の3曲も文句なしだ。
3部:
ここまで気合いやら欲求やらを溜めに溜めて、もう噴火寸前のボルケーノ状態となって挑んだ甲斐もあり、ここでオケのテンションも大爆発だ。気合いの乗ったいい演奏になった。
出だしも印象的でツカミとしても最高の出来だし、終盤の盛り上がりも最高潮!
これは指揮者の「スーパー焦らし作戦」の勝利かもしれない。


こうして全曲通しも大成功となり、気持ちよく合宿の打ち上げへ!
打ち上げのほうもいつもの如く盛り上がったが、今年はここで団員の誰もが予想しなかったサプライズが・・・。

なんと、某O君が何やら「重大な発表」をしたいと云うのだ。。。
(ざわざわざわ・・・)


え?!まさかまさか・・・
(こういう場で発表といえば大概は「アレ」だ、いや彼に限ってそんな・・・。まさかそんなことがあって欲しくない。いや、せめて「誰誰ちゃんと付き合うことになりましたー」という程度ならまだ許そう。いや、やっぱそれも許せない。というか、そんな発表する人居ないだろ!そうなるとそうか!「団体を立ち上げることにしました!」 これだ!これしかない!)



そんな期待(?)はあっさりと覆された。

O氏: 「実は結婚することになりました」

一同: 「え”え”え”え”え”~~!?」


いやぁ、 おめでたい事です。
来年は嫁さんも一緒にステージに立つこになるかもしれないそうな。 しかし、余りに驚きすぎて「おめでとう」と声をかけるのを忘れてしまった。

今更だけど言っておこう。「おめでとう!」


こうして、演奏面でもゴシップの面でも「熱い」の夏合宿は幕を閉じたわけだ。
しかし正直なところ大曲揃いで合宿に来る前には仕上がりに不安もあったのだけど、この合宿でなんとか間に合いそうな目処が立ったのではないだろうか。
しかも、それどころか、全曲演奏し終えた状態で思ったよりも体力がまだまだ残っていた。もう1、2回通しても良いくらいだ。
これは即ち、本番では最初からもっともっと飛ばしてもノープロブレムだ!・・・ということじゃないだろうか?!

我 々 は ま だ 更 な る 戦 力 を 温 存 し て い る!
(↑打ち上げでプチ流行ったSくんの名台詞)


本番はえらいことになるやもしれない。

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