2011年10月9日日曜日

バッカス紀行・秋季呑みあるき編2日目

 上諏訪・松本旅行、2日目です。朝10時にホテルをチェックアウトし、電車で松本へ移動します。昨日もそうでしたが、この日も晴天に恵まれました。時折吹く風が適度に冷たく、爽やかで気持ちの良いものでした。
 電車に揺られることおよそ40分、松本に到着です。筆者個人は四度目の松本。数年前に駅を改装したらしく、広々としてとてもきれいな駅になっていました。松本は北アルプスへの玄関都市であり、松本城の城下町として発展してきたといいます。

 さて、まっすぐ松本城へ向かうと、丁度お昼時一歩手前な時刻であったこともあり、広い敷地内は人でいっぱいです。さすが、そば祭り。パンフレットを見ると、どうやらそば以外にも「スローフード・スローライフ物産展」というブースがあって、色々な食べ物を堪能できるようです。



 ここからは少人数グループに分かれ、それぞれ行きたい場所へ行くことになりました。さすがにこの人だかりの中を、約十名程度の団体で歩くわけにはいきませんから。筆者グループは林檎や梨が売っているゾーンを抜けて、そばゾーンへ行き、「だったん蕎麦」を食べました。色が普通のそばとは若干違い、そば湯は危うくオレンジジュースと間違えそうになるくらい、オレンジ色でした。食した後は、何となく健康になったような気がしましたが、多分気がしただけでしょう。美味しゅうございました。

 「スローフード・スローライフ物産展」ゾーンでは、そばカステラや安曇野のむヨーグルト、鮭の押し寿司など様々な美味しいものが売っていました。勿論試食もありましたよ。昨日と同じく、美味しいものを少しずつつまみながら歩くのはとても楽しいものです。思わず顔がほころんでしまうのも、仕方のないこと。

 松本城。青空と松の緑色が良く似合い、格好良いです。筆者個人は、彦根城や小田原城よりも、松本城が好きです。天守閣の急な階段とか、頭をぶつけそうなくらい低い天井とかが、特に。
 日本酒の無料試飲しつつ、越前おろしそばを食す人あり、その間に米粉ワッフルやビーフシチューおやきを買う人あり、各々楽しんでおります。

 とりあえず13時に一旦合流することにはなっていたものの、もっとそば祭りを堪能するグループあり、もういいかなってグループもあり。筆者はもういいかなグループでしたから、松本訪問四度目の経験をいかし、旧開智学校へ案内することになりました。
 旧開智学校は松本城の少し北にあり、モダンレトロな建物の中は明治・大正・昭和の教育資料が展示されいる教育博物館であります。

タイトル:見上げる二人。
「明治6年開校ということは、る○剣でいうと……」
「る○剣かよッ!!」
(コメントは、若干フィクションです)





 色々と見ていきますと、興味深い資料が沢山あります。書物はほぼすべて筆で書かれていたように思います。あと、猫を抱いている人の真正面を魚をくわえた犬が走っている絵の下に、「ヨキ ネコ ワロキ イヌ」と書かれている教科書があり、「普通、魚をくわえているのは猫じゃないのか」と議論がなされたり、非常に有意義な時間でございました。

 さて、歩き疲れたこともあり、目の前にタクシーが現れたこともあり、次は浅間温泉へと向かいました。初めは横田温泉に行ったのですが、「横田温泉には日帰り湯はないよ」とタクシーの運転手さんに教えていただき、そのまま浅間温泉「枇杷の湯」へと案内して頂きました。次回は浅間温泉に直行することをお勧めいたします。

タイトル:佇む二人。
「ここに流れているの、温泉だって。肝臓にいいらしいよ」
「マジでッ!?俺たちにぴったりじゃん!!」
(コメントは、概ねノンフィクションです)
この飲める温泉は、一肌程度の温かさで、1日100mlから200mlを目安に飲むと良いそうです。

 温泉でたっぷり癒され、サウナを楽しみ、湯あがりにお座敷でぼーっとしながら窓の外の緑を眺め、心地よい時間が流れました。若干、寝ました。この旅でわかったことは、男性陣は意外と長風呂らしいぞ、ということだそうです。
 この後、松本駅に戻り、お土産を買い、他のグループと合流し、18時30分すぎの特急スーパーあずさに乗って松本をあとにしました。他のグループは、一体どのようなドラマがあったのでしょうか……。

タイトル:お弁当の紐deあやとりin特急
「ここを、こうつまんで……」
「やばい!切れる切れるッ」
「紐、短いよ~」
「……賑やかだなァ」
(コメントは、若干筆者の想像です)




 今回、素敵な旅を企画して頂きました、Sさん、Sさん旦那さん、本当にありがとうございました!とても楽しゅうございました。
 秋は始まったばかり、レクシーズンも始まったばかり?ということで、来週は立川でバーベキューです。